イベントについて
チケットはPeatixです。購入したのはA席(自由席)です。

Peatixのチケット
開催場所は秋葉原のアーツ千代田3331でした。千代田区のアートセンターだそうです。公式サイトには「JR秋葉原駅電気街口より徒歩8分」と記載されていましたが、実際にJR秋葉原駅から歩いてみると、もっと近くに感じました。Pepperの開発を体験できる「アルデバラン・アトリエ秋葉原 with SoftBank」もアーツ千代田3331に入っているようです。

開演前:アーツ千代田3331
開場前にもらった整理券です。当日は450人位の来場者だったらしいです。

手作りの整理券
マイコンBASICマガジン
マイコンBASICマガジンは、1982年から2003年まで刊行されていましたが、私が強く記憶に残っているのは創刊直後の時期です。当時たまたま買った「ラジオの製作」の付録だったマイコンBASICマガジンを見たのが最初だったと思います。中でも一番記憶に残っているのは、マイコンBASICマガジンが単独販売になった後の別冊付録「Super Soft Magazine」です。特にセビウスの攻略記事は記憶に残っています。記事を見て実際にゼビウスを攻略したというよりも、各シーンの写真を眺めて喜んでいたように思います。マイコンBASICマガジンに掲載されていた投稿プログラムも、実際にかなり打ち込んで遊びました。
トークイベントで思ったこと
トークイベントは予想以上に楽しかったです。開場でも「面白かった」という声が多く聞こえてきました。印象的だったのは
- 出演者のライターやプログラマーの多くの方が、最初のきっかけは「自分で編集部に電話をかけたり、遊びに行って作品をアピールしたこと」と話されていたこと
- 記事はガチの意見を書いていたこと
などです。私はマイコンBASICマガジンを読んでいた中高生当時、東京から1000Km位離れた地方に住んでいました。東京は外国と同じくらい現実感のない場所でした。もし、関東圏に住んでいれば、同じように出版社などが身近に感じられたのかもしれません。ただ、仮にそうであったとしても、自分でアポを取って編集部に行く行動力はなかったと思います。
今思うと、私が読者だった中高生の時期に同年代の方々がライターやプログラマーとしてマイコンBASICマガジンを作っていたんですよね。だから面白かったのかもしれないなと改めて思いました。
BASICは今も生きている
今回のトークイベントの中でも実演されていましたが、BASICはインタプリタなので(コンパイラもありますが)、打ち込んだプログラムを改造してすぐに実行結果を確認できます。思い返すと、自分でもマイコンBASICマガジンの投稿ゲームを入力して改造しながら遊んでいました。
イベントでは、こどもパソコンIchigoJam(イチゴジャム)が紹介されてました。1500円で買えて、BASICが遊べるパソコンだそうです。スマートフォンやパソコンが普及している世の中で、今のこどもたちがBASICを触ってどう思うのか、昔のこどもと同じようにワクワクするのか、気になります。
