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石丸技術士事務所のブログ

技術

IoTと似た言葉

2017/05/30

IoT(Internet of Things)は、あらゆる物がインターネットにつながることを意味する言葉です。IoTと似た言葉として、M2M(Machine-to-Machine), Ubiquitousがあります。

  • IoT: あらゆるものがインターネットにつながり、付加価値を生み出す(モノのサービス化)
  • M2M: 機器と機器との通信
  • Ubiquitous: いつでも・どこでも・何でも・誰でもネットワークにつながるネットワーク社会

どの言葉も、ネットワークに機器がつながり、相互にデータのやりとりを行うという点では同じです。個人的な感覚としては、ここ数年でIoTという言葉が最もポピュラーになった感があります。では、実際はどうなのかを、Googleトレンドで確認してみました。

Googleトレンドは、ある単語の検索数をグラフで表示するツールです。グラフの値は、最高値を100とした相対的なものです。この結果を見ると、2014年頃からIoTという言葉が検索で人気の単語になったことがわかります。
次の図は、IoT, M2M, Ubiquitousの検索の人気を、カテゴリを"ビジネス、産業"に限定して地域別に表したものです。


この図を見ると、IoTという単語の検索は、アメリカやオーストラリア、インド、ブラジル、日本などに人気が偏っていることがわかります。

M2M≠Machine-to-Machine

検索のカテゴリを"ビジネス、産業"に限定しない場合、地域別のIoT, M2M, Ubiquitousの検索の人気は次の図のようになり、傾向が少し変わります。

この図を見ると、中国ではM2Mの方が人気があるように見えます。ここで、M2Mを検索した時の関連キーワードのランキングを見てみましょう。

この表の単語は、M2Mに関連した単語ではないように感じます。"pretty boy"は、どう考えてもM2Mとの関連が思いつきません。どうやら、M2Mの検索は"Machine-to-Machine"という意味ではなく、M2Mというバンドの音楽に関連した検索の単語として人気が高いようです。

M2M(エムツーエム)は、かつて活動していたマリオン・レイヴン(英: Marion Raven)とマリット・ラーセン(英: Marit Larsen)によるノルウェーの女性2人組ポップデュオである。
https://ja.wikipedia.org/wiki/M2M_(%E9%9F%B3%E6%A5%BD%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97)

複数の意味がある単語の統計情報は、結果の内容について、このような場合があることを意識しておく必要がありそうです(そもそもGoogleトレンドのカテゴリ分けがどうやって行われているかも気になりますが)。

IoTとビットコイン

検索の単語として人気があるIoTですが、ビットコインと比べるとどうでしょうか。


IoTと比べたビットコインの検索の人気の高さは圧倒的です。お金に関係する単語は、検索の人気が非常に高いことが良くわかります。ビットコインで用いられているブロックチェーンという技術は、エッジ・コンピューティング(端末側で高度な処理を行うような処理)への応用が期待されている点で、IoTにもつながりがあります。ブロックチェーンは、いろいろな問題を抱えながらも、マイナス面よりもプラス面が注目され、各方面から今後の可能性が期待されている、非常に興味深い技術です。

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石丸技術士事務所: 石丸顕二(技術士 情報工学部門)

photo credit: Vodafone Germany Corporate Communications Vodafone M2M SIM-Karte via photopin (license)

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