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石丸技術士事務所のブログ

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音楽と演劇

書店には会社の創業者が書いた本が数多く並んでいます。また、雑誌やウェブなどでも、社長のインタビュー記事を数多く読むことができます。それらを読んでいると、自分が気になった人の経歴に、ある共通点を見つけました。それは、会社の創業前にバンドなどの音楽活動をしていたか、あるいは演劇に情熱を注いでいた人が多いということです。例えば、

  • 以前バンドをやっていた
    • スタート・トゥディ:アパレルの会社。創業者が元プロのミュージシャン
    • バルミューダ:家電などのメーカー。創業者が元プロのミュージシャン
  • 演劇に情熱を注いでいた
    • 未来工業: 電気設備資材などの製造販売。劇団が前身。
    • 銀座で3軒のクラブの経営者:最初は演劇学校へ通うための費用を捻出するためのアルバイトだった。

また、創業者自身ではありませんが、スタートアップ企業で「人員が少ない時に営業部隊として演劇関係者をアルバイトで雇った」という、ある本の一節も非常に印象に残っています。
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photo credit: Encore ? via photopin (license)

音楽と演劇の共通点

音楽と演劇と起業。これらの共通点は何でしょうか。私は次のように考えました。

  • 自分を通して何かを表現する。
  • どうすれば観客(顧客)に興味を持ってもらえるか、または喜んでもらえるかを常に考える。
  • 自分(達)は何を期待されているのかを常に考える。

その他にも、バンドのリーダーであれば、いろいろな局面でリーダー・シップを発揮する必要もあるでしょう。そういった経験が、ビジネスでの成功に関係しているのではないかと思いました。特に、バンド活動や演劇活動のどちらも"表現者である"という点が、共通点かもしれないと感じました。
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photo credit: El deleitoso y otras delicias. Cía Guirigai Teatro. via photopin (license)

テクニックか情熱か

私は演劇は詳しくありませんが、音楽については、20代の頃に音楽学校に通っていたことがあります。音楽では、良く

  • 「演奏や歌は、テクニックよりも情熱(ハート)が大事だ」

と言われたりします。一方、

  • 「情熱は誰でも持っている。それを知ってもらうための表現方法(テクニック)が大切なんだ」

という意見もあります。後者は、確かヘルマンヘッセのエッセイに書かれていた、ヘルマンヘッセ自身の意見です。音楽学校に通っていた頃、私はどちらかというと、ヘルマンヘッセの意見に共感していました。つまり、うまく演奏すること、テクニックに比重を置いていました。しかし、最近は

  • 音楽なんて全然やったことなかったけど、ギターで3つのコードだけ覚えて曲を作ってバンドを始めた

といったやり方が、"表現者"に必要なことなのかもしれないと思うようになりました。まずやってみる、というのがロックなのかも知れません(ロックに定義はありませんが)。

最近よく思うこと

もし自分の子供が「学習塾に通いたいんだけど」といったら、「勉強はお父さんが教えてあげるから、習い事なら音楽か、または演劇すれば?」と提案してみたい気がします。もちろん、提案するだけであって何をやるかの子供の自由ですが。

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石丸技術士事務所: 石丸顕二(技術士 情報工学部門)

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